藤枝市 島田市 脚の痛み 脛の痛み シンスプリント
【シンスプリントとは】
まだまだ寒い日が続きますが各地ではマラソン大会が開催されるなど、ジョギングやランニングを趣味や日課にしている方もいらっしゃると思います。そんなときにスネの内側が痛くなってしまうことがあります。その症状のことをシンスプリントと言います。人によっては「外側」にも、痛みが出る場合があります。シンスプリントになる人は、部活を始めたばかりやスポーツ、ランニングなどを始めたばかりの人に多く起きるため「初心者病」とも言われたりします。
走ることが多いスポーツを行っている人に多く、運動時や運動後に下腿の内側に慢性的な痛みが起こるものを”シンスプリント”あるいは”過労性脛部痛”と呼んでいます。
痛みを我慢してそのままにしていると症状が筋肉だけでなく骨にまで及び筋膜炎や疲労骨折など、歩くことが困難になってしまう事があります。
【シンスプリントの症状】
初めの症状は…
・スネの内側が痛い
・ふくらはぎが痛い
・スネの内側の骨を押すと激痛がする
・走ったり、ジャンプをすると痛い
・ズーンと、鈍い響くような痛みがある
重症になってくると…
・骨がきしむような感じがする
・歩いたり、立ったりするだけで痛い
・何もしなくてもずっと痛い
【シンスプリントの原因】
「シンスプリントの原因は硬くなった筋肉」
シンスプリントは「すねの骨の内側または外側」が痛む症状ですが、すねの周りに付いている筋肉を使い過ぎてしまい炎症が起き、痛みが起きます。これがシンスプリントになる原因です。
【使い方による原因】
すね周辺の筋肉には、足の指と繋がっている筋肉も多いのです。特に、足の指をくつの中で握り続けたまま走っている選手は指の筋肉がかなり硬くなっています。
自分では、わからない場合はいつも練習しているシューズの中敷きの指周辺を見てください。中敷きに指の型ができていたらそれだけプレー中に指に力が入っているということです。
【施術方法】
足にかかる負担を軽減していきます。
①運動前後のアイシング以外は冷やさない! 日常の生活時は痛みがある箇所をとにかく暖めておくことが大事です!
②テーピングやサポーターは使わない! 筋肉が固まらないように、適度なストレッチをする!
③患部である足の筋肉は即効性のある電気(ハイボルト)を使って、痛みを抑えることと固くなった筋肉をほぐすことで負担をかけることなく、治療をしていきます。
④楽トレを使い、インナーマッスルを鍛えて下半身にかかる負担を減らしていきます。
【予防法・対策】
・1、足裏~ふくらはぎのストレッチ
①イスに浅めに腰掛ける
②ストレッチする側のひざを伸ばす
③つま先を自分の体の方向に引き寄せる
足の裏からふくらはぎまでが伸びるようにします。
・2足の甲~前スネのストレッチ
①正座をする
②片側のひざを持ち上げる
・3足指・足首のケア
①イスに腰をかけ、回す側の足首を、反対側のひざの上に乗せます。
②手の指を、足の指の間に入れて、足先をしっかりとつかむ
重ねた側の足の指の間に、足とは逆手の指を入れて、足先をしっかりとつかみます。
③反対側の手で、足首(くるぶしの辺り)をつかんで固定して、ゆっくりまわす
【運動するときの注意点】
ジャンプ系のトレーニング
・ジャンプを繰り返すような動きを繰り返し続けるとすねの筋肉が硬くなりやすいです。
ダッシュ→ストップを繰り返す練習
・急な方向転換もすねの負荷が多くなります。
あなたのチームにはシンスプリントの子はいますか?もしいるのであれば、チームの練習メニューの中にシンスプリントを起こしやすいものがあるのかも知れません。
特にこの時期は部活や体育の授業で長距離を走ることが多くなります。普段あまり走らない分走り慣れないことや、走り方、ランニングフォームに問題があり負担がいつも以上にかかりやすいです。またマラソン大会へ向けてや、なかなか授業を休めないことにより、急増するケガです。症状か軽いうちに治療を進めていくことで早く治り、再発が予防できます。
当院ではそんなシンスプリントの治療も行っております。痛み、違和感が出始めたら、すぐに当院へご相談下さい!!
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