藤枝市 島田市 ドケルバン病 手首の痛み 治療 原因
2018-04-13
ドケルバン病は原因をみつけ、適切な治療で改善します
ドケルバン病とは・・・
ドケルバン病と名前だけ聞くと恐ろしい病気に聞こえますが、手首にある橈骨茎状突起と伸筋支帯で形成される第一区画内を通る長母指外転筋腱、短母指伸筋腱の狭窄性腱鞘炎です。
母指の使いすぎによる負荷のため、腱鞘が肥厚したり、腱の表面が傷んだりして、さらにそれが刺激し、悪循環が生じると考えられています。
両手に起こることは少ない。利き手に多いとは限らない。
原因・・・
妊娠出産期の女性や更年期の女性に多く生じます。
手の使いすぎやスポーツや指を良く使う仕事の人にも多いのが特徴です。
症状・・・
・手首の親指側に腫れ
・親指を動かしたときに痛み
・触った時に痛み
対処方法・・・
① まずは安静(アイシング)
② 固定(包帯、サポーター)
③ ステロイド注射
④ 手術
予防法・・・
・日常の癖をなおす→座った時に腕を後ろに着く、片肘をつく、肘をクロスして机の上で寝るなどは手首に多大に負担をかけます。
・冷やす→痛みのある部分に熱感を感じたら氷を使って冷やしましょう。
冷やし方は、霜の付いていない透明な氷を1片使い、平らな面を熱感があるところに当てて円を描くようになぞります。氷が解けてなくなったら終了です。
※必ず霜の付いていない氷を使って下さい。霜が付いていると皮膚を痛めてしまうので、霜が付いている氷は一度水で濡らして使って下さい。
このように原因を知ることで、ドケルバン病を未然に防ぐケアや、ドケルバン病後の治療が自分でも行えるので、症状の出ている方は行ってみることが改善の第一歩です。
もし、手首の痛みが出始めた、ドケルバン病の症状に当てはまるといった方はお気軽に当院へご相談下さい。
いつもご覧いただきありがとうございます。ご意見ご感想等ありましたらコメントにてお待ちしております。